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Chu3 教科書Lesson5, 6 全訳

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教科書の全訳です。参考にしてください。

シャドーイング用音声動画はこちら→CLICK

Lesson 5 全訳

カッコ内の言葉は、省略可や言い換え表現 *部分は解説、語注です

 

5A

スティービー・ワンダーはアフリカ系アメリカ人の、皆に知られているミュージシャンです。

しかし、彼は単なるミュージシャン以上の人物です。

 * more than just ~ 単なる~以上の

 

スティービーは1950年に生まれました。

彼はすぐに視力を失いました。

 * eyesight 視力

スティービーは、まだ幼かった頃、ラジオで音楽を聴いて楽しんでいました。

彼は音楽に合わせてリズムを刻むのに、スプーンを使っていました。

 *keep rhythm with ~  ~に合わせてリズムをとる

彼はドラムやピアノなどを演奏するのが得意になりました。

彼の音楽を聞いた人々は驚きました。

 *  be amazed (人が)驚く

 

5B

スティービーは、13歳の時、最初のアルバムを発売しました。

 *release O  (CDなど)を発売する、(ニュースなど)を公表する (releaseの 基本的な意味は「~を解き放つ」)

これが彼を大スターにしました。

その後、彼は次々とヒットを出しました。

 *one ~ after another ~を次々と

スティービーは世界中の人々を感動させるたくさんの曲を書き続けました。

 *continue to ~ ~し続ける  touch O (人)を感動させる

 

1973年に自動車事故にあい、死にかけました。

 * almost(副) + 動詞 「ほぼ~しそうになる」  nearly died 死にかけた、瀕死となった

この経験が彼の人生を変えました。

 * life (名詞) この単語の意味は「命」「人生」「暮らし(生活)」の3つのレベルで必ず把握しておくこと。

彼は困難を抱えている人々を助けることを決意しました。

 *  have a difficulty 困難を抱えている  difficulty (名)困難   others = other people  他の人々

彼は音楽を通じて、そうした人々のために働き始めました。

 * through ~ (前)~を通じて

 

5C

1980年にスティービーはキング牧師の誕生日を祝う曲を書きました。

キング牧師は、アメリカ合衆国で白人以外の人々の平等な権利のために尽力しました。

 *equal (形)平等な   right (名)権利

1968年にそのために殺されました。

スティービーはキング牧師の誕生日を祝日になるよう政府に働きかけました。

 *national holiday (国民の)祝日    national (形)国民の、国の

1986年に、その日は祝日となりました。

 *one (代)前出の名詞の繰り返し、 ここでは a national holiday の意味

 

1985年にスティービーは2つの曲に参加しました。― アフリカの飢えた人々のためのWe Are the Worldと、エイズの研究のための That’s What Friends Are Forです。

 

5D

スティービーは世界をより良い場所にしたかいと思っているのです。

 * make O C  OをCにする   betterは比較級なので「(現状)より良い」

彼はアパルトヘイト反対のデモに参加しました。

アパルトヘイトとは南アフリカ共和国で白人の人々を有利にする制度でした。

 * give advantages to ~ ~を有利にする

 

1985年にスティービーは国際連合に招かれました。

 * the United Nations 国際連合  (参考)unite O ~結束させる、団結させる nation 国家、国民

そこで彼は It’s Wrong (Apartheid) という曲を歌いました。

 

Black Man という曲で、スティービーは歌いました。「この世界は作られた、全ての人、全ての赤ん坊、全ての人々、全ての肌の色、全ての人種のために。」と。

 

 

 

Lesson 6 全訳

カッコ内の言葉は、省略可や言い換え表現 *部分は解説、語注です

 

6A

英語の単語には日本語に由来するものがあります。

 *origin 起源 have ~’s origin in …  …に由来する、起源がある

みなさんに2つの例をお見せしましょう。

まず、この写真を見てください。

これはわたしがロサンゼルスの家具店で撮った写真です。

これは英語では布団と呼ばれています。

これは私たちが日本で使っている布団とは違います。

これはソファーで、ベッドとしても使えます。

 

もう一つの例は、カラオケという単語です。

この言葉はもともとは空っぽという意味の「カラ」という日本語と、「オーケストラ」という英語から来ています。

 *empty (形)空っぽの  originally (副)もともとは、元来

今日、多くの国の人々がカラオケを楽しんでいて、カラオケという単語が英語の単語として使われています。

おもしろくないですか?

私たちの身の回りの他の例を探してみましょう。

 

6B

それでは、私の友人でアメリカ人のメアリーから聞いた話を紹介します。

 *Here’s a story ~ 話を切り出すときに使うフレーズ。

  (解説)Here’s ~ ここに~があります

      a story の後には、about~ や、that(関係代名詞)などが続くことが多い。

私はこの話から、イギリス英語(ブリティッシュ・イングリッシュ)についてあることを学びました。

 

メアリーはイギリス人の友人を訪ねるために、ロンドンへいきました。

彼女は彼(その友達)にデパートの1階(first floor)で会う予定でした。

彼女は待ちましたが、彼には会えませんでした。

それで、彼に「私は first floorにいるけど、あなたはどこにいるの?」と電話したのです。

 

その友人は「僕も first floorにいるよ。」と言いました。しかし、2人は違う階にいたのです。

 

なぜだかわかりますか? イギリス英語の “first floor” はアメリカ英語では、”second floor” と呼ばれているのです。

アメリカ英語の “first floor” は、イギリス英語では “ground floor” と呼ばれているのです。

 *ground floorのgroundは「地面、地上」の意味です。「地上階」というようなイメージです。

 

6C

「すみません」は皆さんが毎日使う単語です。

最初、私はそれが “I’m sorry.”(ごめんなさい)を表す日本語の表現だと思っていました。

 *at first 最初は、はじめは (「後でそうではなくなること」を示唆する表現 )

しかし、その語は他の状況でも使われるのです。

 *in a ~ situation ~な状況で  as well 文末に使って「~も」≒ too

 

先日、私が手助けした女性が「すみません」と私に言ったのです。

 *the woman I helped は the woman who(m) I helpedの who(m)が省略されたもの

英語では、その状況では普通 “thank you”(ありがとう)と言います。

 

「すみません」はだれかの注意を引きたいときにも使われます。

 *get ~’s attention ~の注意を引きつける、~に気づいてもらう

“Excuse me”がこの場合に私たちが使うフレーズです。

 * phrase フレーズ、句、短い言い回し  in this case この場合には (case (名)場合)

 

言語間のこのような違いを知ることは、役に立ちます。

外国語を学ぶことで、私たち自身の言語についても、新しいことを学べるのです。

 * ~’s own …  ~自身の…

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