今回紹介するのはSUGARHILL GANGというグループの’RAPPER’S DELIGHT’という曲。この曲は1979年にリリースされたもので、これによって初めて世間一般にラップという手法が認知されたと考えられている。つまり「これぞヒップホップの起源」と言って差し支えないほど超重要な曲なのだ。
それぞれの音が聞こえるかな?分解してみよう。それぞれの音をよく聴いて、真似して言ってみよう。
ヒント:「er」また「ar」のを注意して発音してみよう。
a… noʊ… a… cæn…
bee… wo… də… wo… nə… bee…
i… fa… wer… kar… də… dit*…
a… bee… we… rə… wo… nə… bee…
じゃあ、今度は音と音を合わせて、リズムに乗って言ってみよう。これからは、文字に頼らずに、耳をよく使って行くよ。それぞれのフレーズを聴いて、真似してみるよ。音と音がどのようにくっつくか、どの音が強くてどの音が弱いかってことに、注目してみよう(O=強い/・=弱い)。それぞれのフレーズがきちんと言えるようになるまでは、次のフレーズには行かないこと。
/ ・O・O /
/ ・O ・・・O /
/ ・・O ・・ O /
/ ・・ O ・・・ O /
1つ1つの音が発音できるし、音がどのようにくっつくのかももう分かったよね。じゃあ、次はだんだん曲のスピードを上げて、歌を覚えていくよ。曲に合わせて歌ってみよう。何度も何度も聴いてみよう。最後は曲がなくても1人で歌えるようになるくらいに。(downloadボタンをクリックすると、iPodに落として聴くこともできるよ。)しんどくなったら、いつでも休憩して、時間をおいてからまたやるといいよ。
まずはゆっくりで:
そして、普通のスピード:
上手くできているか、自分でチェックしてみよう。さあ、自分の声を録音してみよう。自分の声を聴いてみることが、発音が良くなる一番良い方法だよ。自分の声と元の歌をよく聴き比べてみよう。(下の録音ボタンを押すと録音できるよ。録音ボタンが使えないときは、スマートフォン、パソコン、学校のiPadのアプリから録音してみよう。)
Powered by Vocaroo
最後に、この歌詞を、普通の会話で話すみたいに言ってみるとどうなるかな? 英語で歌ったりラップしたりするのは楽しいけど、本当の目的は、自然な速さの英語を聞き取ったり、発音できたりすることなんだ。このスピードで真似することができるかな?
歌詞が耳でマスターできたら、次は目で見て、考えてみよう。
♪ I know I can
be what I wanna be.
If I work hard at it,
I’ll be where I wanna be.
♪